塩原温泉一大イベント
今朝の気温18度、本日は塩原温泉古式湯まつりの日でございます。
1659(万治2)年に塩原温泉発祥の地である元湯(もとゆ)が土砂に埋もれ、
温泉の湧出が途絶えました。
当時の領主や塩原の人々はその復興を願い温泉神社に祈りを捧げ、そのかいあり温泉が再び湧き出るようになりました。
この故事にならいお湯への感謝と、末永い塩原の繁栄を祈り、
元湯のお湯を各地区の温泉神社に分湯するようになったのが湯まつりの始まりです。
まつり当日は、元湯の源泉から汲み取られた「御神湯(ごしんとう)」を塩原の鎮守塩原八幡宮に奉納します。
また、各地区の温泉神社や源泉に奉納するための分湯行列が練り歩き、
湯っ歩の里にて古式ゆかしい「分湯(ぶんとう)の儀」が執り行われます。
分湯式では地元中学生による巫女舞などが執り行われます。
当館の主人も装束に身を包み、この儀式「分湯行列」に参加致します。
絶えることがないよう願い、感謝の気持ちで望みます。